© ブラックジャックによろしく / 佐藤秀峰 / 漫画 on Web
目次
うつは誰でもなる可能性がある心の病気
身体のサイン見逃していませんか?!
仕事や学校や人間関係で頑張りすぎて重度のウツになってしまう場合があります。原因不明の体調不良は身体のサインです。私が体験したことからウツの気付き方についてまとめました。
ウツとは 真面目な人ほどなりやすい心の病気
落ち込んでしまった状態から自分の力で元に戻すことができなくなってしまう状態のことをいいます。
頑張りすぎてしまうあまり突然頑張れなくなったり、無気力になったりします。
真面目な人、責任感のある人、自分は強いと思っている人、
頑張り屋さんほどうつ病になりやすいといわれています。
私が鬱になって現れた症状
- 奥歯の激痛
ショッキングなことがあった夜ぐらいから奥歯に激痛が。
歯医者に行って痛み止めをもらいました。 - 全身蕁麻疹
歯の撃痛と同時期、股間の辺りから蕁麻疹が出だした。
すぐに治るだろうと思っていたら全く治まらず。
首の辺りから手足まで全身に蕁麻疹ができました。
皮膚科に行って薬をもらい1カ月で完治しました。 - 全身硬直
仕事のストレスで交感神経が働きすぎ、常に何かに追われるような感覚でした。
普段でもぎゅっと手を強く握ったままそこから力を抜くことができなくなりました。
これはさすがにヤバいと思い心療内科に行きました。 - むずむず脚症候群
仕事をしてる時はあまり感じないけど寝る前になると、
脚がイライラとして落ち着きませんでした。
ひどい時は眠っているのに壁を蹴るなどしていました。 - 不眠症
上記の症状と合わせて、眠りが浅くなり不眠気味になりました。 - 不安症
全体的に動きが遅くなり物覚えが悪くなり、
自分のしていることが間違っているんじゃないかと何度も同じことを確認したり
(例えば家の鍵を閉め忘れたんじゃないかとか)逆に大事なことをすっかり忘れてしまったりしていました。 - PTSD
トラウマとなる場所に行くことや、職場に行く前に体が異常に怠くなったりしました。
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精神疾患のフルコースみたいな体験をしました。
しかし私の場合、心理学や精神疾患について学んでいたことが
鬱の早期発見につながり重度の鬱になる前に心療内科に行くことができました。
身体と心は繋がっていますので、いくら気持ちで頑張る余裕があっても、
身体に症状が出ていたら危険信号、赤信号なのです。
身体のサインを見逃さずストレス解消することをしたり、
ひどい場合は休職することや病院に行く事を恐れないことが大切だと思います。
鬱が深刻になると治るのに何年もかかってしまい、社会生活にも支障をきたしてしまいます。
ストレスの仕組み
自律神経が乱れると身体に何が起きるのか?
ストレスは辛くても楽しくても感じるものです。
ツラい時はもちろん、楽しかった後も一度元に戻す癖をつけておくといいでしょう。
ストレスに弱い臓器の順番 からだの4つのチェックポイント
ストレスを感じると身体にサインが出ます。目安にしてください。
- 皮膚や生殖器
肌が荒れたり蕁麻疹が出る。生理不順やED(インポテンツ)など。
↓ - 胃や腸
お腹が痛くなったり吐き気、過食、拒食など。
胃潰瘍、胃腸炎などもストレスの病といえばよく聞く病名です。
↓ - 肝臓、肺、腎臓
肝機能低下による慢性疲労、呼吸困難、肺気胸、腎臓機能低下による浮腫など。
↓ - 心臓、脳
心筋梗塞、心不全。脳幹への影響による自律神経失調症
特に心臓に異常が出た場合は即死にもつながるので、 - 事前の危険信号をキャッチしてストレスの早期解消をしなければいけません。
肩こりなどもストレスや鬱が原因でなりやすいです。マッサージなどしてもまたすぐに肩がこる場合、かなりのストレスを感じているかもしれないので、心のケアもしっかりしてください。
肌や胃腸の異変を感じたら放置せず、早い段階でストレス解消、治療してください。
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私がウツを経験してわかったこと
- 身体のサインを見逃さず早期解決することで治るのも早い。
- 鬱は誰でもなるもの、再発するものと思って常にストレス解消を楽しむ。
- ストレスを感じるものから逃げる!
おすすめ本
ウツの時はたくさんの文字を読んだり、難しい本は疲れますよね。
コミックエッセイは気軽に読めます。心に寄り添ってくれるような目線で書かれているのが良いです。
てんてんさんの書いた「ツレがうつになりまして。」がなければ、
私の鬱の回復はもっと深刻なものになっていたでしょう。