ADHDって具体的にどういうものなのか?
私は一般社会で少し生きづらさを感じて生きています。
ADHD(attention deficit hyperactivity disorder)注意欠如多動症といいます。
- 不注意 危険予知が苦手、集中力がない、忘れっぽいなど
- 多動性 よくしゃべる、体の一部を動かすなど
- 衝動性 思いつきで行動する
これらのことは時には誰にでもあることですが、それが頻繁でうまくコントロールできず社会生活において問題があり、本人の努力ではどうにでもならないのがADHDです。
私自身当事者ですが、興味のないことはまったく話したいと思わず、興味のあることならいくらでも話せる といった感じです。普段おとなしいと思っていた人が、あるとき急にたくさん話し始めた という経験はないでしょうか?
ADHDという個性を理解してもらいたい
心療内科に通院している時にDVDをいただきました。そのDVDに収録されていたのがこの二つのビデオです。発達障害、ADHDのことを全く知らない人でも少しは理解が深まると思います。特に学校の先生など教育機関にお勤めの方や、お父さん・お母さんに観ていただきたいと思っています。自分の子供がそうじゃないとしても、お子さんのお友達が発達障害の場合もあると思います。ここで紹介する動画はADHDの個性をわかりやすく説明しています。ぜひご覧ください。
子供のADHDの正しい理解のために(7分36秒)
- マイペースで親のいうことを聞かない
- 友達とうまく遊べない
周りについていけない子供と、自分のしつけが間違っているんだろうかと悩むお母さんが登場します。子育てのヒントにもなると思います。
大人のADHDの正しい理解のために(7分26秒)
この動画は学生から就職するまでがメインとなっています。いつもちゃんとできないことに悩んでいる青年が登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=r-TYsX1t27s
ADHDの理解を深める情報、日本イーライリリーのYouTubeチャンネルに多数動画が上がっています。非常に参考になると思います。
ADHDの3つの特徴
- 気が散ってしまう(不注意)
- じっとしていられない(多動性)
- 思いついたらすぐ行動してしまう(衝動性)
この3つ全てではなくても、3つのうちの一部が強く認められる場合もあります。こうしたことはわざとしているわけではありません。私の場合、じっとしていられないというのは、何かをしていると落ち着きます。
例えばじっと座って絵を描いたり、パソコンに向かって文章を打ったり、ネットサーフィンをすることは苦ではありません。じっとしているようで実は指先を常に動かしています。労力を使わずずっと単純な作業をすることは逆に得意です。いくつもウィンドウを開いて同時にいくつかの記事を書き上げることもあります。
発達障害であることを単純に問題視するのではなく、また無理に矯正していくのでもなく、どう付き合っていくのかを考えることが大切です。