星野源『そして生活はつづく』感想・レビュー

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そして生活はつづく (文春文庫)

ぼくはまるで星野源のようだった。

この本を読んで、ぼくは星野源ではないかと思った。

いや、きっとテレビに出てる星野源がぼくなんだと。

「何をふざけたことを言ってやがる!」と言いたい読者の方もいらっしゃると思いますが。星野くんのどのあたりに共感したのかを説明していきます。

そして生活はつづく 星野源(文集文庫)

マイケル・ジャクソンが好きな星野くん。

ぼくはマイケルも好きだしプリンスのほうがもっと好きだけどね。

ブルース・ブラザーズのエンタメ性に感動してお芝居や音楽に興味を持ったり、

請求書がどこに行ったかわからなくなって料金滞納したり、

風呂を入れたのに栓をしてなくて、まったくお湯が貯まってない風呂を全裸で呆然としたり、

落ち着きがなく貧乏ゆすりをしていたり、

老舗という漢字が読めなかったり、

岡村靖幸の「だいすき」のPVをみながら岡村ちゃんを死ぬほどマネしてみたり、

モンティ・パイソンのシリーウォークをマスターしてみたり、

部屋で一人でテンション上がって変なダンスをしてみたり、

洗面台がビシャビシャだったり、

食べ物をすぐに飛び散らかしたり、

(この本を読んでいるうちに、本にコーヒーを飛ばしてしまった)

そんなつもりはないのに無自覚に他人を傷つけていたり、

九九の後半ができなかったり、

お腹が弱くてうんこをもらしたり。

 

夜中に本を読んでいて、

うんこをもらす話のくだりは大声で爆笑してしまい涙が出てしまった。

 

え?なんだこの人?!

 

まるで俺じゃん!

まるでまるでだよ!

 

星野くん、芸能界でいるからいいようなものの、

これ、発達障害かもしれないよ。

双極性障害かもしれないよ。

 

好きなことには没頭して、

ぶっ倒れるまでやり続けるでしょ。

それ過集中だからね。

 

でも恋ダンスもキレッキレで踊ったり、

台詞もちゃんと覚えていたりするから、そうじゃないかもしれないけど。

傾向はありますよ。

ストレスためやすそう。

 

星野くんときたろうさんの対談もいい。

 

いろいろ落ち込みの連続をなげく星野くんに、

「俺がそばにいて励ましてやるよ(真顔)」

きたろうさん優しいなぁ。

 

この本の中の星野源はタイガー&ドラゴンの丸坊主のどんつくのイメージがぴったりだ。

丸坊主で小さなたれ目でニヤニヤしている。

どうしておしゃれ塩顔で笑顔がにくめない星野くんに変身したのか?

おそらく今、日本で一番モテている男になってしまった。

 

曲がヒットしたからか?

映画の主演をやったからか?

本が売れたからか?

その全部か?

 

不真面目なことを真面目に練習して

まったく練習なんぞしてないように舞台に立つ。

やっぱりコメディーやってる人はこういう努力をしている。

コメディーだからこそ、何度もなんども練習して

バンドの練習のようにリズムやタイミングを合わせていく。

演劇やってる人は共通してこれだ。

 

真面目に不真面目をやるのは結構面白いんだ。

 

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