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古屋兎丸 初期短編集『禁じられた遊び』感想

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古屋兎丸 初期短編集『禁じられた遊び』感想

 短編漫画が描き出す摩訶不思議な人の心理、欲望、人間らしさ

matogrosso.jp

インタビュー、興味深かったです!

兎丸師匠のツイットを見て、ダメモトで近所の書店に買いに走りました。
私の住むような田舎の書店でも売っていました!

「禁じられた遊び」はまさに兎丸師匠の初期ベスト盤!

既刊本に収録されてる短編漫画がほとんどなんですが、ハンバーガーの話は思わず泣きそうになるし、天使のフェ◯チオはやっぱり名作です(笑)好きな短編いっぱい入っててやっぱりいい!と思いました!

多摩美大出身で文句なしの兎丸先生の画力にちょっと変態ちっくなお話がたまりません。

我が娘の同級生に片思いしてしまい自ら変貌してしまう真面目なおじさん。

少女の欲望を読み取り叶えてくれる海で拾った機械。

好きな友達を独占したいがために、周りの友達に悪口を言って嫌われ者にして唯一の理解者になろうとする少女。

8年間眠り続けた姉が両親の留守中に1日だけ目覚めた姉妹の話。

人間の哀れなまでに不器用で捻じ曲がった感情をうまく表現しています。それでも何故か心が温まるような、そんな話が多いです。

漫画には妄想を具現化する力があります。

現実では起こりえないことを具現化することこそ、漫画の『禁じられた遊び』なのだと思いました。

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