AKIRAのラストシーンに込められた本当の意味


    AKIRA

    AKIRAの最後のシーンって本当はいったいどうなったんだろう?

    そう思い原作を読み返し、そしてネットでも検索してみたけど納得いく説明がひとつもなかった。

    しかしヒントをひとつ見つけた。

    大友克洋がAKIRAに込めた本当の意味。

    本当のラストシーンに迫ることができた!

    東京オリンピック、大地震、テロ、天災、人災、安保法案可決、

    そんな今だからこそ再度、AKIRAに込められたメッセージを確認してみたくなった。

    AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)

    AKIRAについて

    1982年に連載開始。1990年6月に完結。1988年には映画化され社会現象にもなった。

    完結から25年経った今でも風化しない内容です。

    物語の中心となるのは2019年のネオ東京。

    1982年、新型爆弾が使用され3度目の世界大戦勃発、それから38年後が舞台だ。

    アニメ映画版と原作漫画の違い

    登場人物などはほぼ一緒だが、人間関係や設定、ストーリーなどが違う。

    キャラクターによっては全く違う。ラストシーンの描き方も違う。

    アニメの限界を超えたアニメ

    原作コミック版ラストシーンを分析

    AKIRA(6) (KCデラックス ヤングマガジン)

    完全ネタバレありなので、原作を読んでからラストの意味を知りたい人は読まないでください。

    ネットで検索すると

    「ラストシーンはいったい何が起こったのか?」

    「どういうことなのか?」

    という質問が多かった。

    一言で言うと1-1=0

    プラスの力とマイナスの力が合わさることにより、ひとつになり、無、ゼロになります。

    ミヤコ教教祖ミヤコ、そして超能力者マサル・キヨコたちは、AKIRAと鉄雄の力を封じるために鉄雄の成熟を待ち、

    AKIRAと鉄雄の力をぶつけようと計画していた。

    大きな力を持ちすぎて制御不能になった鉄雄の肉体はさらに大きな力を求めて暴走する。

    そして宇宙衛星SOLから落とされたビーム砲を吸収し覚醒しビッグバンを起こす。

    ついに意識を取り戻したAKIRAはマサル・キヨコと共に鉄雄を吸収するビッグバンを起こす。

    そして遂には鉄雄を収縮させることに成功する。自ら無になることを選択して。

    再び廃墟となったネオ東京に金田やケイたちが現れ、

    独立国『大東京帝国AKIRA』を宣言する。

    そして衝撃のラスト8ページ

    金田とケイが、山形と鉄雄の幻影と共に廃墟の中をバイクで走り去る。 

     

    おしまい。

     

    何も考えずに読めばそれで終わってしまう。

    読んだ当時は高校生ぐらいだったので、ほんとにそんな印象で終わっていた。

    しかし読後25年ほど経った今、改めて本当の意味を考えながら読んでみるとひとつの大事なことに気づいた。

    ラスト8ページ目 金田たちがバイクで走りだす。

    ラスト7ページ目 今にも倒れそうなビルの群れが痛々しい

    ラスト6ページ目 山形の幻影が現れる

    ラスト5ページ目 鉄雄の幻影が現れる

    ラスト4ページ目 今にも崩壊しそうだったビルが

    ・・・ん??

     

    いよいよラスト2〜3ページ目見開き

    崩壊していたビルがページをめくる度に、

    まるで時間を逆戻ししているかのように上から

    ビルが再生している!?!?

    ネットを検索すると『これはこれからビルが倒れるんだ。みんな死ぬんだ』というような意見も書かれていました。しかしこれは、これから金田たちが急速に街を復興していくことを想像させるラストシーンなんだと私は感じました。

    これにはしっかりと伏線があります。 原作5巻400ページ目

    おばさんがケイに言います。

    死ぬんじゃないよ・・・・

    これからはお前たちの時代だ

    生きのびて子供をつくるんだよ いいね!

     

    メッセージの深さに私は再び泣きました。

    新しい時代を新しい世代が作る

     

    新しい街を自分たちで作り、自分たちのことは自分たちで守る、戦う。

    そういう未来を選択することもできるし、もう始まっている。
    AKIRAから改めて力強いメッセージを感じました。

    本当の感動は原作で

    1995年阪神淡路大震災

    2011年東日本大震災

    その他の災害も合わせると世界中いたるところで復興が行われています。

    AKIRAや鉄雄の力は人間が制御できない力、つまり核、

    そして地震、津波などの天災や人災を例えているといわれています。

    一端起こってしまえばこれらから逃れるすべはありません。

    いつかは必ずやってきます。戦争が起こらない保障もありません。

    しかし、

    どんなことがあってもマンパワーで街を復興させていこう。そして守っていこう。

    サントラで気分をもりあげろ!

    らっせーら らっせーら

    らっせーらっせーらっせーら!

    ちなみにこの「らっせーら」は、ねぶた祭りから。

    「酒出せや」「ろうそく出せや」の意味があるそうだ。

    AKIRA Tシャツで闊歩したい

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    コメント

    1. MikiMickle より:

      こんばんは♪コメントありがとうございました♪
      AKIRA、私も大好きでたまらない作品です。
      大友さんの大ファンです。
      私もラストは再生だと思っています♪
      今の日本もそうであれば良いのにとも思います。
      夜分、失礼いたしました

    2. tensaychang より:

      AKIRA、いいですよね!
      今だからこそ、AKIRAに込められたメッセージがさらに響きます。改めてすごいなと!

    3. tensaychang より:

      『交響組曲 AKIRA』をDSD11.2MHz で近日配信決定!山城祥二氏と聴く、貴重な試聴&トークイベントを開催。
      なんかとんでもなくすごい体験ができそうだ。
      http://www.e-onkyo.com/news/496/

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